PR

送料無料まであと少しで買い足すのはお得?ネット通販の無駄遣いを防ぐ判断方法

買い物・無駄遣い防止

ネット通販で必要な物をカートに入れたあと、「あと500円で送料無料」と表示されると、何か追加したほうがお得な気がしませんか。

たしかに、追加する商品によっては送料を払うより支払総額が少なくなることがあります。

しかし、送料無料になったからといって、必ず節約できたとは限りません。

必要ではなかった商品を追加すれば、その代金は予定外の支出です。逆に、数日後に必ず買う予定だった日用品を前倒しで追加するなら、送料を払うより合理的な場合もあります。

送料無料まであと少しのときは、「何か買って送料無料にする」の二択で考えず、買い足す・送料を払う・注文を待つの3つを比べるのがポイントです。

この記事では、迷ったときに確認したい数字と、買い足してよいケース・避けたいケースを具体例で解説します。

  1. 結論|送料無料より「最終的にいくら払うか」で判断する
  2. まず比較するのは「送料」と「送料無料までの不足額」
    1. 不足額が送料より高いなら、無理に買い足さない
    2. 不足額が送料より低ければ買い足しを検討できる
  3. 判断は「買い足す・送料を払う・待つ」の3択で考える
  4. 買い足してもよいのは「近いうちに買う予定だった物」があるとき
  5. こんな買い足しは送料無料でも見直したい
    1. 送料無料にするための商品をゼロから探している
    2. 送料無料まで500円なのに1,500円の商品を追加する
    3. 「いつか使うから」で日用品を増やす
    4. お菓子・飲み物・便利グッズで調整する
  6. 「送料を払うのはもったいない」と感じたら総額に置き換える
  7. 注文を待ったほうがよいケースもある
  8. 他店と比較するときは「送料無料」の表示ではなく支払総額を見る
  9. 送料無料ラインがあると必要な物まで増えて見える理由
  10. 迷ったら30秒で確認できる5項目
  11. 具体例|どの選択が向いているか比べてみる
    1. ケース1:あと300円、送料550円、歯磨き粉がそろそろ必要
    2. ケース2:あと800円、送料550円、必要な物がない
    3. ケース3:あと1,500円、急ぎではない
    4. ケース4:あと400円だが、洗剤の予備が3個ある
  12. 送料無料のために買い足さないための3つのルール
    1. 1.送料無料にするための商品検索をしない
    2. 2.追加するなら「次回買う予定の物」から選ぶ
    3. 3.決済前に最初のカート金額と比べる
  13. まとめ|送料を払うほうが安いなら、送料無料にこだわらなくていい

結論|送料無料より「最終的にいくら払うか」で判断する

送料無料まであと少しのとき、最初に見るべきなのは「送料0円」という表示ではありません。

その注文で最終的に家計からいくら出ていくかです。

例えば次の条件で考えてみましょう。

  • 現在の商品代:4,500円
  • 5,000円以上で送料無料
  • 通常送料:550円

この場合、そのまま注文すると合計は5,050円です。

ちょうど500円の商品を追加して送料無料にできれば、合計は5,000円になります。

選択 商品代 送料 支払総額
買い足さない 4,500円 550円 5,050円
500円買い足す 5,000円 0円 5,000円

数字だけなら、500円の商品を追加したほうが50円少ない支払いになります。

ただし、ここでもう1つ確認が必要です。

その500円の商品を、本来買う予定があったかどうかです。

近いうちに必ず買う消耗品なら前倒し購入として考えられますが、「送料無料にするために見つけた物」なら、50円の差のために不要品を増やしている可能性があります。

送料無料は目的ではなく、必要な買い物をした結果として利用できればよい、と考えると判断しやすくなります。

まず比較するのは「送料」と「送料無料までの不足額」

判断を難しく考える必要はありません。

最初に次の2つを確認します。

  • 送料はいくらか
  • 送料無料まであといくら必要か

この2つを比べるだけでも、かなり判断しやすくなります。

不足額が送料より高いなら、無理に買い足さない

例えば次の場合です。

  • 送料無料まであと900円
  • 送料550円

送料無料にするため最低でも900円分の商品を追加する必要があります。

一方、そのまま注文すれば追加で必要なのは550円の送料だけです。

方法 追加で払う金額
送料無料にするため900円追加 900円
買い足さず送料を払う 550円

予定外の商品しかないなら、送料を払ったほうが350円少ない支出です。

「送料550円を取られる」と考えると損に感じますが、家計から出ていく金額を見ると結果は逆です。

不足額が送料より低ければ買い足しを検討できる

では、次の条件ならどうでしょうか。

  • 送料無料まであと300円
  • 送料550円

300円以上の商品を追加して送料無料にできれば、金額だけなら最大250円程度少なくなる可能性があります。

この場合は買い足しを検討してもよいでしょう。

ただし、条件があります。

追加する商品が、本当に必要な物であることです。

「300円くらいの商品を何か探そう」とサイト内を回り始めるのではなく、すでに購入予定だった物があるかを確認します。

判断は「買い足す・送料を払う・待つ」の3択で考える

送料無料ラインを見ると、「商品を追加するか、そのまま送料を払うか」の二択になりがちです。

しかし、急ぎではない買い物なら3つ目の選択肢があります。

注文をいったん待つことです。

選択肢 向いている状況
必要品を買い足す 近いうちに確実に必要な商品がある
送料を払う 必要な追加商品がなく、今すぐ注文したい
注文を待つ 急ぎではなく、近いうちに別の必要品を買う予定がある

この3択を持っておくだけでも、「何か買わなければ」という感覚を弱められます。

買い足してもよいのは「近いうちに買う予定だった物」があるとき

送料無料にするための追加購入がすべて無駄というわけではありません。

例えば、次のような商品なら候補になります。

  • 数日~数週間以内に買う予定の日用品
  • 残量が少なくなっている消耗品
  • 普段から同じ商品を繰り返し使っている物
  • 必要量が分かっていて使い切れる食品

例えば、送料無料まであと400円、送料550円だったとします。

ちょうど歯磨き粉が残り少なく、普段使っている商品が420円なら、今回まとめて注文することで送料を避けられる可能性があります。

この場合は、「送料無料にするために歯磨き粉を買った」というより、近いうちに必要になる420円の買い物を前倒ししたと考えられます。

ただし、前倒し購入をするときも在庫確認は必要です。

洗剤が3袋残っているのに4袋目を追加するなど、必要になる時期がかなり先なら、「どうせ使う」という理由だけで買わないほうが家計管理はしやすくなります。

日用品をどこまでストックするか迷う場合は、一人暮らしの日用品ストックは何個必要?買いすぎない管理方法と買い足すタイミングも参考にしてください。

こんな買い足しは送料無料でも見直したい

反対に、次のような買い足しは注意したいところです。

送料無料にするための商品をゼロから探している

カートに必要な商品を入れ終わったあと、送料無料まで500円足りないとします。

そこで検索窓へ「500円」「日用品」「お菓子」などと入力して金額調整の商品を探し始めたら、一度止まってみましょう。

もともと必要な物が思い浮かばなかったのであれば、追加候補は今すぐ必要ではない可能性があります。

「必要品を追加する」のと「送料無料にするため必要そうな物を探す」のは別です。

送料無料まで500円なのに1,500円の商品を追加する

送料無料ラインまで不足しているのが500円だからといって、追加する商品が500円程度である必要はありません。

通販サイトのおすすめ欄を見ているうちに、1,500円の商品を追加することもあります。

例えば送料が550円なら、支払額だけで見ても予定外の商品を追加したことで950円多く支払っています。

送料無料になったことより、カートの総額がいくら増えたかを確認しましょう。

「いつか使うから」で日用品を増やす

洗剤、シャンプー、ティッシュなどは腐りにくいため、送料無料の金額調整に使いやすい商品です。

しかし、現在の在庫を確認せずに追加すると、必要以上のストックを抱えることがあります。

既存の日用品ストック記事でも、在庫量は単純な個数ではなく、消費ペースや次に購入できる時期から決める方法を紹介しています。

「いつか使う」ではなく、「次に買う予定だった時期はいつか」まで考えてみましょう。

お菓子・飲み物・便利グッズで調整する

数百円のお菓子、飲み物、雑貨などは金額調整に使いやすい商品です。

しかし、もともと買う予定がなかったなら、追加した商品代はそのまま支出増になります。

商品価格が安いことと、買ったほうが家計に有利なことは別です。

価格につられて必要性が曖昧な物を買いやすい場合は、「安いから買う」は損!本当に必要なものの見極め方も合わせて確認してみてください。

「送料を払うのはもったいない」と感じたら総額に置き換える

送料は商品として手元に残らないため、できれば払いたくないと感じやすい費用です。

そこで判断するときは、言葉を少し変えて考えてみます。

例えば、

  • 「送料550円を払う」
  • 「不要な商品800円を追加する」

のどちらかなら、後者のほうが250円多い支出です。

「送料」という名前を外して、単純に550円と800円のどちらを払うかと考えると判断しやすくなります。

ネット通販を利用するための配送費として納得できるなら、送料を払うこと自体は無駄遣いとは限りません。

むしろ、送料を避けるために不要品を増やした結果、支出も物も増えるほうが節約から遠ざかることがあります。

注文を待ったほうがよいケースもある

商品が急ぎではないなら、送料無料ラインまで無理に買い足さず、注文自体を保留する方法もあります。

例えば、

  • 現在のカート:3,800円
  • 送料無料条件:5,000円
  • 送料:550円

という状態なら、送料無料まで1,200円必要です。

必要な追加商品がなければ、1,200円分を無理に探す必要はありません。

数日後に普段使う日用品などを注文する予定があるなら、そのときまとめられるか考えます。

ただし、注文を待つことが向いているのは次のような場合です。

  • 急いで必要な商品ではない
  • 在庫切れになっても生活に支障が出ない
  • 近いうちに別の必要品を購入する予定がある
  • 待つことで余計な物を追加しないで済む

反対に、必要な物を切らして困るまで注文を先延ばしにする必要はありません。

送料を節約するために生活の不便を大きくするのは本末転倒です。

他店と比較するときは「送料無料」の表示ではなく支払総額を見る

同じ商品でも、店によって商品価格と送料が違います。

例えば次の2店舗を比べてみます。

ショップ 商品価格 送料 合計
A店 2,700円 550円 3,250円
B店 3,000円 無料 3,000円

商品価格だけを見るとA店が300円安いですが、送料込みではB店のほうが250円低くなります。

逆に、「送料無料」と大きく表示されていても、商品自体が他店より高ければ総額では不利になることもあります。

比較するときは、次の順番で見ると分かりやすくなります。

  1. 同じ商品・同じ内容量か確認する
  2. 商品価格を見る
  3. 送料・手数料を加える
  4. 最終的な支払額を比較する

ポイント還元がある場合も、還元率だけで判断せず、まず実際に支払う金額を確認しましょう。

送料無料ラインがあると必要な物まで増えて見える理由

「あと○円で送料無料」と表示されると、本来は買う予定ではなかった商品でも「どうせなら一緒に」と考えやすくなります。

特に注意したいのが次のような考え方です。

  • いつか使うから買っておこう
  • この値段ならあっても困らない
  • 送料に払うより物が残るほうがいい
  • せっかくここまで買ったから送料無料にしたい

どれも一見もっともらしく感じます。

しかし、「予定になかった支出が増えていないか」という視点が抜けると、送料無料にするたびに少額の商品が増えていきます。

数百円の商品でも毎回追加すれば、月や年間ではそれなりの金額になります。

だからといって「ネット通販は使わない」と極端に考える必要はありません。

必要な商品を自宅まで届けてもらえることには、移動時間や持ち運びの負担を減らせる利点もあります。

節約ではサービスを避けるのではなく、送料無料という条件に買う物を決めてもらわないことが大切です。

迷ったら30秒で確認できる5項目

注文画面で迷ったときは、次の5つだけ確認します。

確認すること 判断
送料はいくら? 実際の金額を確認する
送料無料まであといくら? 不足額と送料を比較する
もともと買う予定の商品はある? あるなら追加候補にする
家に在庫はない? 十分あるなら追加しない
注文は今日必要? 急ぎでなければ保留も考える

特に重要なのは、追加商品を探し始める前に判断することです。

通販サイトを見続けるほど、関連商品やおすすめ商品が目に入り、予定になかった物を欲しくなる可能性があります。

必要な物がすぐ思い浮かばなければ、送料を払うか注文を待つ方向で考えるとシンプルです。

具体例|どの選択が向いているか比べてみる

ケース1:あと300円、送料550円、歯磨き粉がそろそろ必要

  • 送料無料まで:300円
  • 送料:550円
  • 普段使う歯磨き粉:380円
  • 在庫:残りわずか

近いうちに380円の歯磨き粉を購入する予定なら、今回追加する選択には合理性があります。

歯磨き粉を追加して送料無料になるなら、必要な買い物を前倒ししながら送料を避けられるためです。

ケース2:あと800円、送料550円、必要な物がない

  • 送料無料まで:800円
  • 送料:550円
  • 追加で必要な商品:なし

この場合は、550円の送料を払うほうが少ない支出で済みます。

800円以上の商品を追加して送料無料にする必要はありません。

ケース3:あと1,500円、急ぎではない

  • 送料無料まで:1,500円
  • 必要な追加商品:なし
  • 注文予定の商品:まだ数日は不要

この場合は、送料を払う・買い足す以外に、注文を保留する方法があります。

数日後に本当に必要な物が増えたとき、一緒に注文できるか確認します。

ケース4:あと400円だが、洗剤の予備が3個ある

  • 送料無料まで:400円
  • 送料:550円
  • 普段使う洗剤:450円
  • 在庫:未開封3個

数字だけなら洗剤を追加したほうが送料より安く見えます。

しかし、すでに在庫が十分あるなら、さらに1個増やす必要性は低いでしょう。

ここでは「送料との差額」だけでなく、いつ使うかまで含めて判断します。

送料無料のために買い足さないための3つのルール

毎回細かく考えるのが面倒なら、自分の買い物ルールを決めておく方法があります。

1.送料無料にするための商品検索をしない

必要な商品がすぐ思い浮かばないなら、金額調整の商品を探しません。

これだけでも予定外の追加購入を減らしやすくなります。

2.追加するなら「次回買う予定の物」から選ぶ

日用品や食品を追加する場合も、「いつか使う物」ではなく「次回の買い物で買う予定だった物」を候補にします。

買い物リストにすでに入っている物なら判断しやすいでしょう。

3.決済前に最初のカート金額と比べる

例えば、最初は4,200円だったのに、送料無料にした結果5,600円になっていたら、追加で1,400円使っています。

送料が550円なら、本当に1,400円分を今買う必要があったのか確認してみましょう。

「送料が0円になった」という結果ではなく、当初より支払額がいくら増えたかを見ることが無駄遣い防止につながります。

まとめ|送料を払うほうが安いなら、送料無料にこだわらなくていい

送料無料まであと少しのとき、何かを買い足すことが必ずお得とは限りません。

まず確認したいのは、次の3つです。

  • 送料はいくらか
  • 送料無料まであといくらか
  • 近いうちに本当に買う予定の物があるか

必要な商品があり、その追加額が送料より小さいなら、前倒しで買う選択を検討できます。

一方、必要な物がないのに送料無料のため800円の商品を追加するくらいなら、550円の送料を払ったほうが支出は少なくなります。

急ぎでなければ、必要な物が増えるまで注文を待つ方法もあります。

今日からは「送料無料にできたか」ではなく、必要な物だけを、納得できる総額で買えたかを基準にしてみてください。

送料を0円にすることより、予定外の1品を増やさないことのほうが、家計には効果的な場合があります。